生産年式を確認してみる

とりあえずVespaを運転することはできました.
わたしも自動車免許はマニュアルで取得して,自動車なら以前マニュアル車に乗っていたので,クラッチのつなぎや変速のタイミングなどは何となく音と感覚で分かる部分は有ります.が,バイクの中でもVespaのハンドルシフトチェンジはちょっと特殊ですので慣れが必要ですね.気長に練習が必要みたいです.

そんな私のVespaですが,前オーナーさんからは「結構古いやつです」と言われていたものの,いつ頃生産されたものだろう?という疑問がありました.そこで色々とインターネットで調べていたら,どうやら車体番号がわかれば,ある程度生産年式を調べられることがわかりました.
それなら調べてみようじゃありませんか.

もちろん登録証もありますので,車体番号はわかります.
前オーナーさんに,「ここに車体番号が刻印されてますから」といわれた場所がここです.
 番号は隠していますが,場所はここです.
車体の右側のエンジンカバーを外すと,フレーム上部に刻印されています.すべてのVespaがここに刻印されているかどうかはわかりませんが,少なくともVespa 50Sというモデルはここに刻印されているようですね.
古い車体の場合,車体番号刻印が薄くなっていたり,レストアして塗装しなおしたりして埋まってしまったり,ということも多いようですが,こいつはちゃんと塗装をはがしてありますね.(笑) そのせいで錆が出ちゃってますが… まぁこれは早めに処理をしておくべきかもしれません.その代わり,今でもはっきりと車体番号が確認できます.

Vespaは歴史が長い分,年式やモデルが結構たくさんあります.モデル型式を示す記号もいろいろあるのですが,私のVespaは「V5SA1T」という記号の後に,5ケタの車体番号が刻印されていました.
調べてみると車体のモデル型式はV50S と呼ばれる50ccモデルのボディで間違いないようです.
また車体番号の方ですが,インターネットの情報から,VESPA CLUB JAPANさんのこちらのページから探すことができることがわかりました.
そこで50ccの50Sから車体番号を調べてみると…
なななんと!番号が5ケタなのは1981年まで,しかも私の番号は5ケタの終盤のほうなので,結果1981年製ということがわかりました! こういうことを言うと年齢がばれますが,私がまだ小学校1年生頃に生産された車体だということです. いやはや… ここまでヴィンテージものとは思ってませんでした.
しかもそれが現役バリバリでちゃんと動くし,今でもちゃんと新品パーツが手に入る,というところもすごいです.
これは大事に乗らなくてはいけません.

ただ裏を返すと,ここまで何人のオーナーさんに乗り継がれてどこをいじくられてきたかは定かではありませんが,ガタが来ているところはそれなりに時間が経過している部分であろうということ.十分に様子をみながらメンテナンスをしっかりしてあげなくてはいけませんね.
ま,そんなことを楽しみながらVespa Lifeを送りたいと長年思っていたので,それはそれでうれしいのですが.(笑)

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