水ぶくれとか豆とか…

Vespaに乗り始めて,一つ困ったことがあります.
それは,”水ぶくれ”ができること.まぁこれを豆と呼ぶんでしょう.

私のVespaはマニュアル車なので,左ハンドルはクラッチレバーを握って奥や手前にひねりながらシフトチェンジをします.このシフトチェンジが,街乗りをすると頻繁に発生するわけです.
そうなると,ハンドルを握っている左手の親指付け根あたりにかなり負担がかかるようになります.

Vespaを通勤に使っているわけではないため,平日は仕事でなかなかVespaに乗る機会がありません.そうなると,土日で練習しながら乗っていたりするわけですが.それもあっていまだに何も考えずにスイスイとVespaを運転できるほどシフトチェンジに慣れているわけではないため,結構必死に左手を酷使しているのです.
運転中はあまり気が付かない(気を回している余裕が無い(笑))のですが,乗り終えると左手の親指付け根内側がジンジンと真っ赤になっています.それだけならまだ良いのですが,下手すると豆ができてしまいます.
 こんな感じ.(泣)

これって結構痛い.
豆の水が抜けて皮膚が固くなって再生するのに2週間程度はかかります. 雨が降らない限り,毎週毎週Vespaの練習をしているため,まだ豆が完治しない間にさらに奥深くに豆を作ってしまう.そんな感じで左の親指付け根がいつもガサガサボロボロです.
で,さすがにこりゃ何とかしないと… と思い,グローブを買うことにしました.

バイク用のグローブを色々調べましたが,役割は大きく2つありそうですね.一つは防寒のため,もう一つは安全のため,です. 防寒は言わずもがな,よくわかりますが… 安全.まぁ確かにそうですよね.スピードを出して走行しているわけですから,何かに当たったり,最悪転倒してしまった時などに手を保護できるようにするわけですね.
そのためグローブは,厚手で手首まですっぽり隠れるもので,ジェルパッドなどが手の甲などに組み込まれたような衝撃吸収グローブなどがメジャーのようです.

すでに暑い季節ですし,今から革グローブなどを買うのはかなりしんどいため,うーんと唸りながらさらに探していると,”サイクルグローブ”というものを発見しました.これはその名の通り,自転車に乗る人向けのグローブです.もちろん自転車と言ってもオフロードからオンロードまで色々ありますが,全般的に,通気性を重視しており,体重を支える手のひら側にクッションが組み込まれ,軽量なものが多いようです.バイク用グローブに比べると多少安全性には劣るようですが,基本的には車速が違うため,危険度を考えるとこのような分類になるのかもしれません.

私のVespaは50ccですので30km/hしか車速は出せません.この車速,早い人なら自転車で出せるスピードですよね.そんな理由もあり,私はとりあえずサイクルグローブを入手することにしました.購入したのはこんなやつ.

HANDCREW(ハンドクルー)サイクリンググローブというヤツです.Amazonにて1498円.
見てお分かりの通り,指先は隠れてません.
でもいつも悩まされている親指付け根あたりはすっぽりカバーできます.暑い季節ですし,通気性も良さそうで評価も高いので,これを買ってみました.

すると,すこぶる調子いいんです!
いつも痛くなる部分が痛くない!やっぱりグローブ,必要ですね.
調子にのってVespaを乗り回していたら,なんと,こんな感じになりました.
 あれ?
グローブの指が無い部分に豆が.(泣)
そうは言ってもちょっと気をつけなくちゃだめですね.こりゃ.

おそらく,シフトチェンジにまだ余計な力がかかっているんでしょう.もうちょっとスムーズにできるようになるはず. または,シフトチェンジ自体がちょっと渋いのかもしれません.比較したことが無いので,このシフトチェンジのフィーリングが固いのか普通なのか,判断ができないんです.でも決してシフトが固くておかしいわけではないと思います.
ゆくゆくは,ギアボックスを開けてクラッチを交換してみたり,ハンドル周辺のメンテナンスでもうちょっとスムーズにできたらなぁと思ってますが,そこまで行きつくと大変そうな予感.しばらくはこのグローブで何とかしていければなぁと考えています.

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