ヘルメットフック装着.

前にも書きましたが,私のVespaは古い時代のモノですので,セキュリティ的にはダメダメです.昔はこれでもよかったのかもしれませんね.
今でも日本は世界でもとっても安全な国ではありますが,盗難への対策は必要です.
ちなみにVespaに最初からついている鍵というのはこんな感じ.
  
わかりますかね?
ハンドルの少し下にある鍵穴に鍵を入れ,鍵を押し込みながらハンドルを左に倒していくと,あるところで鍵がスポッと奥に押し込めるところがあります.この状態で鍵を少し回してから鍵を引き抜くと,押し込んだ部分がそのまま残って鍵だけが抜けます.こうすることで,ハンドルを左に切った状態でハンドルがロックされるわけです.
はい.これだけ.(笑)
このVespaはバッテリーもついていないので,キックレバーを踏み込むことでエンジンをかけることができちゃいます.これってハンドルをロックしていてもお構いなしでできちゃうわけです.

また,Vespaはシート後部の留め金をスライドすることで,簡単にシートを跳ね上げることができ,そうすることでガソリンタンクが見えるのですが,このシート跳ね上げの金具にも,ガソリンタンクの蓋にも鍵はありません.
   
つまり,知っている人なら勝手にガソリンを拝借することもできちゃうわけです.
まぁVespa程度のタンク容量なら,盗るメリットはあまり無いですけどね.逆に言えばイタズラとかもできちゃうわけです.お遊び半分でやられたらたまったもんじゃありません.

ただ,Vespaにはこうした部分に鍵が付いた部品を装着することができます.サードパーティ製なんでしょうけど,鍵付き部品が手に入ります.
で,まぁおいおい鍵付き部品を装着していきたいなーと思っていたのですが,とりあえず普通にVespaに乗ろうとしたときに便利なものから順番に付けていこうと思っておりました.その第1弾が「鍵付きヘルメットフック」です.
 これですっ!
部品はVespaの部品販売で巷では有名な宇賀神商会さんで!在庫があったのですぐに届きました.お値段2808円+送料510円.

Vespaに乗ってちょっとコンビニへ,とか,ちょっと友人を迎えに,と言ってVespaから離れなくてはいけない時もあるでしょう.そんな時にヘルメットをVespaに括りつけておきたいかも…と思ったため,部品を購入しました.この部品は本来,シートの下,ちょうどチョークコイルが付いている位置の少し上付近の本体に穴をあけてビス止めする使い方をするようです.
ただ私はまだ車体に穴をあけて…という気にはなれなかったため,とりあえずシートの先端に付けておくことにしました.

元々シートのフレーム先端には,こうしたフックを取り付けるためなのか,穴が2か所開いています.その上からシートの外皮がかぶさっているため,外から見ると穴は隠れていますが,確かにフレームには穴が開いています.
そこでこの穴を利用し,ドリルでシート外皮に穴をあけ,買ってきたビスで止めておくことにしました.
   

ビスはM5×25mm のモノを近くのホームセンターで買ってきました.それぞれ単品で購入して合計250円.ワッシャーを入れてシート裏からビス止めします.ヘルメットフックのビス部分にそこそこ厚みがあり,さらにシートの外皮とシートフレームを貫通してビスで止めますので,全てそろうとそこそこの厚みになります.結果,25mmのビスで充分でした.
  

出来上がりの図がこちら!
  

  
どうでしょう.ちゃんとつきました.
ただ,この状態で鍵を入れて回そうとすると,鍵の形のせいか,鍵の持ち手がシートに少し干渉して回しづらくなります.上の一番右側の写真がそれです.

ちなみに装着前の写真ですが,このフックは鍵が開いていると右側にこのようにスライドし,バネの力で元に戻ってくるような動きをします.ここにヘルメットの輪っかをひっかけて鍵をかければ,Vespaの素を少し離れるような時でもヘルメットを置いていけます.

最近のスクーターはヘルメットがすっぽりとシートの中に入ったりしますよね.
Vespaはそういうわけにはいかないので,このフックは重宝します.
ただ先にも書きましたが,本来は車体に穴をあけて止めるほうが良いのかもしれません.
シートも簡単に跳ね上げられちゃいますし,止めてあるビスを取られたらヘルメットごと盗られちゃいますからね. でもまぁそんなにヘルメットが欲しい人もいないとは思いますが.

ちなみにこのフックは,コンビニで何か買い物をした時などに袋をひっかけておくフックとしても使えます.
何かのちょっとした時に使える鍵付きフック.ちょっと便利になりました.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です