Vespaが手に入る!というテンションと勢いだけでHPまで作成してみたものの.
知らない人が見たら何のことだかわかりません.そうですよね.そうだと思います.
かく言う私も,そんなに詳しいわけではないのです.
ただ形をみて「欲しい」と思っただけですので.
そうは言っても手に入るということになって,いろいろと調べてみました.
ここではVespaに興味をお持ちの方や,手に入れようと考えている方,まったく興味とか知識が無い方に向けて,私が知りうる範囲の情報を今後書いていきたいと思います.
とはいえ,色々なうんちくを書く気は有りません.詳しい歴史や情報はWebでいくらでも手に入ると思うので調べてみてください.
では何を書くのか?というと,バイクに関しては全くの素人の,免許も中型自動車免許しか無くて50ccしか運転できないような私が,Vespaを手に入れて実際どうなのか,そんなことを記していきたいと思います.
1回目の今日は,そもそもVespaって?という話題.
前にも少し書きましたが,VespaというはイタリアPIAGGIO社の発売するバイクのブランド名です.一言でVespaと言っても,その種類はたくさんあります.
歴史も古いですから,もちろん排気量の大小や見た目の違いを含めてたくさんの種類が現在までに発売されてきました.
私が手に入れたVespaは「50S」という名前の付いたもので,もともと私が若かりし頃から欲しかったまさにそのバイクです.
名前の通り,50ccですので自動車免許をお持ちであれば運転可能です.いわゆる原付バイクに分類されますよね.Vespaには50ccのほかに100ccや125ccのタイプもありますが,私も昔からバイクの免許は取らないだろうなぁと思っていたので,50ccを狙っていました.
ただ実はVespa50Sは,2000年くらいにすでに生産中止となっているバイクです.
私が興味を持ったのは高校生くらいでしたから,1990年過ぎ.まだその頃は生産していて新車も手に入ったんです.
正確言うと,2000年で生産中止になったのは,5年ぶりくらいに復刻で再び生産を開始した「50S Vintage」というヤツみたいですね.これが2000年頃に再び生産中止となり,50Sは生産されなくなりました.
また今度詳しく書きますが,私が手に入れた50Sは,1980年代に生産された物だということがわかり,復刻版の50Sではなく,正真正銘の「50S」のようです.ますます運がよかったと思えてきます.
前オーナーさんがメンテをしてくれたということもありますが,すでに生産されてから40年近く立つバイクが,現役バリバリで走り,しかも日本でもまだ人気が高く,いまだに交換部品やメンテパーツが手に入るというのはすごいことです.
私の50Sもよく見ると色々とへたっているところも多いですが,自分なりに修理したりカスタムしたりして長く付き合っていくことができるのもこのVespaの魅力といえるでしょう.例に漏れず,私も長く付き合っていくつもりです.
その様子はこのHPで随時記録していこうと思ってます.
ちなみにVespaという言葉は,イタリア語でスズメバチという意味だそうです.
どことなく形が似ている…とはちょっと無理がある気がしますが,ハチのようにビービーと軽快なエンジン音を振りまきながら元気に走る姿からしても,名前としてはぴったりかもしれません.
Vespaの歴史を詳しく知りたい方はネットなどで情報を集めてみると良いかと思います.
また色々な歴代のVespaの形を知るには,ドイツのバイクパーツメーカーであるS.I.P. Scooterさんのホームページから,ベスパ部品のクラシックカタログをダウンロードし,最初のほう(P.6~P.16あたり)に掲載されているページを見てみると,雰囲気がつかめると思います.(ドイツ語なので私には読めませんが,写真は参考になります)
カタログはこんな感じ.冊子なら900ページを超える,タウンページみたいな感じでしょう.
中を開くとこんな感じ.パーツカタログですが,見ているだけで幸せになれます.
次回以降はもっと具体的にVespaの実際,について書いていこうと思います.
手に入れるまで知らなかったいろんな発見があって,ますます魅力にはまりそうです.
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